ハンドスピナー友の会

回転に敬意を

選び方

ハンドスピナーは新しいカテゴリーのグッズでおもちゃなのか、嗜好品なのか、競技の道具なのか定まっておらず、スペックや形、素材もバラバラです。

スピンギアお勧めのFSシリーズはこちら シリーズ一覧解説はこちら

ハンドスピナーに何を求めるかによって選び方は変わってきます。

一番わかり易いのは空転時間の長さ。Youtube動画などでも空転時間の長さで競う動画が多くあります。

比較動画を作る上で長回しはわかりやすいですが、長回しって楽しいですか?あえていいます。

ハンドスピナーの楽しさは回転時間では測れない!!

見落としがちなのが回転して安定しているときの方向を変えた時に感じる回転軸保存のチカラ。ジャイロ効果と呼ばれていたり、自転車が倒れない理由の力を手のひらに感じることができるのがハンドスピナーの一つの魅力です。

回転時間=気持ちよさではないところにハンドスピナーの奥の深さがあります。

また重さが重ければよく回る、というわけでもないところはヨーヨーや独楽などの他の回転玩具と同じでデザイン性を重視するのか、機能性で選ぶかというポイントにもなってきます。

単純な遊びのはずなのにここまで素材、形のバリエーションが広がっているのには理由があります。それぞれに違うフィーリングを持っているので秋葉原にあるスピンギアのような実店舗で体感してもらうのが一番早いですが、このサイトでは回転の気持ちよさ(逆らう力の抵抗の大きさ、安定感)もレビューしていければと思います。

理屈的には回転時間=回転力=気持ちよさとなりそうなのですが、今のところ回転時間は長くないけど気持ちいいというモデルが多数存在しています。

手の中で何分も動かずに回しっぱなしで、遊ぶことはなく、殆どの長回しが机の上で行われていることを考えると、長回しを追求したい場合と、片手で軽く弾いて気持ちよく手の中で十数秒回すのは求めているスペックが異なってくると思います。

大きく分けて2種類の形+亜種と言った感じなので簡単にタイプを紹介します。


トルクバータイプ

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トルクバータイプ

ストレートタイプとも呼ばれるハンドスピナーの元祖的な存在です。金属製の削り出しや鋳造のモデルが多く、真鍮製のものは6分間以上まわるものもあり、人気モデルとなっています。

机の上での回転時間は圧倒的に長いですが真鍮モデルはトルクが強すぎて、手の中で回して回転方向を変えた時に抵抗があり、ガタガタと干渉してしまう構造的な問題があります。手の中での圧倒的な回転力を体感できるのでトルクバーも一定の楽しさはありますが手の中の気持ちよさという観点から行くと後発のTriタイプの方に軍配が上がります。

デスクワーク中心で、机の上で回し、止まったらまた回すというような、数分間ごとに区切って集中したい方などはトルクバータイプがお勧めです。圧倒的な回転時間は理屈上は1時間に10回程度(6分間回してを10回繰り返すという意味)まわすだけで時間が経つので集中力を発揮して仕事や考え事をするのに向いています。

アルミタイプは軽量なので抵抗が少なく、Triに近い楽しさがあります。亜鉛合金鋳造やチタン鋳造(と表記されている)ものはズッシリとした重さがあり、真鍮よりも安価なので手に入れやすくなっています。ネット表記の純銅などと書かれているものの殆どが真鍮製だったり、鋳造品が多いので、素材でトルクバーを選ぶときは信頼性の高い出品者、ショップからの購入をオススメします。


トライタイプ

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トライタイプの基本形

多くの人が最初に目にするであろう、ハンドスピナーのベーシックモデル。ベアリングが外周に入っているので何か意味はあるのかなと思ってしまいますが、重りとして使われています。元々一番普及しているタイプのハンドスピナーに汎用で使われているベアリングサイズが608が使われています。608はスケボーなどでもおなじみで、工作機械にも使われている世界で一番流通しているベアリングです。削りだしでパーツを作るよりも普及しているベアリングのほうが安く簡単に手に入るということも影響しているかもしれません。

また中国で出回っている廉価版や粗悪品の多くにはベアリングの製造過程で出てきたアウトレット品(落ち品)が使用されていて中心のベアリングはきちんとした回転が必要ですが外周部は特に重りとしてついていればいい、というようなところもあるので様々なグレードがあります。外側についているベアリングの重さがバラバラでバランスが取れていない場合もあるので注意してみてください。

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608サイズは逆に言うと手に入りやすいベアリングなのでスケボー用のベアリングを自分で手に入れてカスタマイズすることも可能です。殆どのプラスティックフレームタイプはベアリングが圧入されてるだけで接着などはされていないので着脱可能です。スケーターの皆さんはお気に入りのベアリングブランドを外側に装着するだけでもアガるのではないでしょうか。

一度中国で買い付けたハンドスピナーがグリスがベッタリで匂いもすごかったものもありました。トライタイプの608ベアリング使用、回転半径4cm前後のものは一番多く出回っているタイプだけに品質はピンからキリの差が非常にあります。

ハンドスピナーがブーム化していて、相場も乱れていて値段と品質が必ずしも一致してないケースも見られるので通販をするときは特にレビューなども参考にして見てください。

外周部は完全に脱脂してしまうとベアリングが錆びてしまうので多少のオイル付着は致し方ないかもしれませんが、回していてオイルやグリスがはみ出てきて、手についた場合は洗って落とせば体に害のあるものではありません。

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ボールベアリングが重りにはなっていませんがこれらのタイプもトライタイプに分類できる構造となっています。

素材や重さ、回転半径、重量配分などでフィーリングが変わってくるのでトライタイプでもいくつか集めたくなってしまう魅力があります。


ほとんどのトルクバー、ハンドスピナーが上記の2タイプに収まります。それ以外にも変わったデザインのものが出てきてはいます

亜流その1 サークルタイプ

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重量配分が円周上に均等に配置されています。回転体としては究極にバランスの取れた形で、ヨーヨーをしている自分からするととても気持ち良いのですが、ハンドスピナーにトルクバーやTriの回転した時に見せる不思議な動きを期待していると楽しさの種類と方向性が違うかもしれないタイプです。二つ化させて回すとヨーヨーにしか見えないそんな変わり種です。

亜流シリーズはまた見つけ次第紹介していきます。

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